任意売却の流れ
競売入札開始前まで可能な任意売却。その手順や流れについて紹介します。
住宅ローン支払が滞った時の任意売却の流れ
住宅ローンの支払が滞って任意売却をするケースで、専門業者に依頼をするなら以下のような流れになります。
任意売却で注意しておくべきタイムリミット

仮に競売にかけられることが決まっていても、本来競売入札開始前までなら任意売却に切り替えることも可能です。
ただし、任意売却中であっても債権者側から取り下げ命令が出されるケースが稀にあるので、そのタイムリミットについて3つのケースを紹介しておきます。
- 競売までの期間が短い場合
債権者からの競売申立から入札までの期間が3~4ヵ月と短期間のケース。
こうした場合は購入希望者の目処が立っていないと任意売却が難しくなります。
- 販売価格が高額な場合
債権者の立場では少しでも多くの金を回収したいもの。
そこで任意売却の価格を相場よりも高めに設定すると買い手がつかずに期限切れとなり、競売にかけられてしまいます。
- 任意売却の依頼者である債務者と連絡がとれない場合
任意売却中に購入希望者が現れて物件を見たいとなった時、債務者である売却の依頼者との連絡がとれないと販売活動ができないと判断されてしまいます。